タイ、バンコクに住み始めて一年半。
その間、ずーっとインドのことが
忘れられず、会う人会う人に
「インドではね…」
という話しかしてこなかった気がする。
冷静に考えたらめっちゃ痛い人である。
そのくせインドでインドの文化や
人々と深く付き合ったのかというと、
全然そんな事はない。
生活していただけなんである。
でも、バンコクに住んで一年半
経とうとするある日、
久しぶりに雨がザーッと降って、
用事で珍しくオンヌット駅付近にいた。
駅までの道が途中、
100パーセント水たまりになっていて、
ついに
ぬるい水たまりの中に足を突っ込んで
バシャバシャ歩いた。
タイの水たまりの中には雑菌がうようよいて
足に切り傷でもあったら感染するから、
絶対やったらあかんと思ってた行動だが、
仕方なかったので、やった。
降り始めだったからか、
意外と暖かく不快感はなかった。
BTSにたどり着き、
電車からタイのくすんだ色の
ローカルな街を見下ろしながら
ふと
タイ。好きになってきたかもしれない。
と思えてきた。
たくさんの人に出会い
（多くの人はタイが大好きなのだ）
タイの良さを教えてもらい
少しずつ少しずつ…
私の中の心の焦点が
タイに合ってきたのかもしれない。
その前に、あることをしてもらって
それが大きかったのかもしれない。
（それについてはまた詳しく書きますが）
いや、もうかなり前から
実はタイのことが
好きになっていたのかも。
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お寺に行って友だちと写真撮り合ったり
バイタクに悲鳴上げつつ乗ったり
（あれ？この話まだ書いてなかった？）
ちょいオネエな先生のズンバで
「フォー！！」って叫んだり
雑貨屋さんをぐるぐる巡ったり
一人でフードコートに行って
ローカルなタイフードを食べたり…
そんな中で少しずつ。少しずつ。
タイが近づいて来たのだ。
やっと私はここにいることを
受け入れ始めたのだ。
遅っ！！！
インドに自分で計画して行って、
色々な失敗も成功もあって、
無事帰ってこれたことも大きかった。
もしかしたら、
インドと比べてあまりにも
豊かでなんでも欲望を満たしてくれる
この国に対して、
反感があったのかもしれない。
羨望と反感みたいな。
でもそんな風に思わなくていいんだ。
私はこれから日本に帰っても、
またバンコクに来るだろうし、
インドにだって行けちゃうだろうし、
でも行きたくなければ行かなくていいし、
境界なんてない。
やりたければできるのだ。
生きていれば何でも。
そう自然に思えた。
私の人生だから。
私がやりたいように守られているのだ。
誰も何もそれを邪魔したりできない。
別に大層なことをしなくてもいい。
ただ、やりたいなと思うことが
決して自己中心でなく、いい方向に
正しく伸びていく。
そう信じられると思った。
私がやりたいと思っていることは、
こころ
からだ
ことば
この３つだ。
このキーワードを胸に、
自分の人生をもっと冒険のように
楽しもうと思った。
こんな独り言も読んでくださり
ありがとうございます…！
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コメント
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おっ！ほっこりさん暗黒時代抜けましたか？！
そんな感じがいいですねぇ♡
やっぱり、アラブからは
日本に帰れなかったら、何故かタイにみんな旅行へ行き、興奮気味に帰ってきますわ。
でも、旅行と住むのは違うから、大変さもたくさんあるでしょう。
タイブームですね。
タイといえば、マッサージ。
ヤクソウボール作ったり習ったりできるし、
アーユルヴェーダをボチボチしてる私は
羨ましいですな。
そういうとこ、ここにはないからなー。
アラブの街でちょっとインドなのに。
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＞miiさん
タイの文化や土地の雰囲気が、
「日本のものがたくさんあって便利！」
というのが邪魔して入ってこないというか、
ハンサムすぎていい人すぎる人が信じられないというか（笑）
嫌な思いはひとつもしてないのに親近感なく身構えてて、ここまで来たって感じ。
mii さんアーユルヴェーダ学んでいるんですよねー。ハーブボウル、どうやって使ったらいいかよく分かってなくて、習えるし安く買えるのに活用できてない！
今からリサーチします！！
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きっとインドというところが
余りにも混沌として
はちゃめちゃで
エネルギッシュでパワフルで
そんなところだったので
十分素敵な場所であるタイがちょっとだけ物足りない気がしてしまったのかな？って思います
でも、タイにはインドにないゆるい雰囲気もあるし
もっともっとタイを好きになって
たくさんの事教えて下さいね～
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＞モリゾさん
タイにはインドと同じように積み重ねてきた歴史や文化があるのですが、
ちょーっと似てる部分があるのと
（民族衣装があるとか、神さまとか）
生活がしやすいので、新しい刺激がないように
感じちゃったんだと思います。
インドも素敵だし、同じようにタイも素敵。
比べる必要なんてないのね、という
自明のことを理解するのにこんなに時間がかかったという話で…
はい！海外をよくご存知のモリゾさんにも楽しんでいただけるように、また色々なものをレポしようと思います！