ボリウッド映画を観に行くというミッションは、かなり前から私の中で必須事項としてあった。
新年の「やりたいこと100出し」にもモチロン入っている！
ミッションを共に遂行してくれる友もゲット。
選んだ映画はHindi medium
娘によい教育を受けさせるために両親がエリートのふりをする、というようなコメディらしい。
しかし近くの映画館の上映時間が軒並み午前9時から。そのあとは午後からしかない。
夜10時半からとかあるのに…宵っ張りインドめ！！
仕方ない！9時集合！！と招集をかけたが（2人だが）ドライバーの勘違い、
思った以上の激しい渋滞と、様々な「インドあるある」によって、我々が出会えたのは10時。
途中からでもいい！入っちゃおう！とチケット売り場に乗り込むも、上映開始を過ぎるとチケットは
売れないのだという。
うむ。なかなかの出だしである。
しかし我々は知っている…
ここで諦めるともう永遠にボリウッド映画は観られないのである！
我々は今…試されているのだ！！
もうこの際何でもいいから今すぐ観られる映画を探そう。
あった！10:20開始！！
BAAHBALI 2（バーフバリ２）
※日本では「バーフバリ 王の凱旋」として公開、日本でも大ヒットを飛ばしたそうです。
ちなみに「バーフバリ１」に当たるものが「バーフバリ 伝説誕生」です。
ちなみに「バーフバリ１」に当たるものが「バーフバリ 伝説誕生」です。
「このチケットください！」
「これヒンディー語だよ」
（この映画はテルグ語とタミル語で公開されたので、タミル語だよ、かもしれない。とにかく英語ではないことを心配してくれたと思う）
「それでいいんです」
そう言うと受付の3人がみるみる笑顔に。
「どこから来たの？！」
「日本だよ」というと、予想が当たったのか、ニッコニコのみんな。
ヒンディー語に興味を持つと、こんなに喜んでもらえるんだね！
10:20開始だから、だいたい2時間として終わるのは12:30くらいかな？
と思って観劇スタート。
ストーリーは、舞台は古代王国。主人公のバーフバリが、本来なら王の血筋なのだけど、権力闘争で殺されそうになったので、母親が赤ちゃんのときに川に流して生き延びさせた。その後成長した彼は、王者の風格を備えた若者に成長し、自分を王座から追い払った宿敵を倒すために、仲間たちと城に向かう。闘いが始まり、超人的アクションの連続で、宿敵に迫っていくバーフバリ。だが…！！！
ストーリーは、舞台は古代王国。主人公のバーフバリが、本来なら王の血筋なのだけど、権力闘争で殺されそうになったので、母親が赤ちゃんのときに川に流して生き延びさせた。その後成長した彼は、王者の風格を備えた若者に成長し、自分を王座から追い払った宿敵を倒すために、仲間たちと城に向かう。闘いが始まり、超人的アクションの連続で、宿敵に迫っていくバーフバリ。だが…！！！
前半とっても面白く、期待していたボリウッドダンスもあり、予想通りツッコミどころも満載（アクションシーンでそんなことできるかーい！って叫ぶ）で、楽しく見る。が、途中休憩で12:00過ぎ。(インドの映画は必ず途中休憩が10分ほどある）
後半ストーリーはまさかの急展開で、しかも戦闘シーン100パーでちょっと気持ちがついていけず…
しかも主人公が…ネタばれになるから言えないけど、なんと主人公が途中で交代！お前！最後まで頑張れよ！！
結局3時間かかった。長い。ボリウッド映画。そうなんです、ボリウッド映画は長いのが基本なんです。
「バーフバリ」というこの映画、これは第2部で、第1部はすごい興行収入だったらしい。
確かにすごいお金のかかってそうな壮大なシーンばかりだった。衣装、色彩も素晴らしい。
ヒンディー語（タミル語？）でもざっくり筋はわかったのでまあ良しとしよう。
３時間楽しんで250ルピー。コスパ上々！
後からわかったのだけど、このバーフバリ、インドで空前の大ヒットとなった映画で、世界興行300億円を突破、その後のボリウッド映画の流れを変えたとまで言われているらしい。下地となってるのは叙事詩「マハーバーラタ」というから規模が壮大なのもうなずける…。日本でもアメリカでも、かなりヒットしたんだって。
デリー近辺での映画の上映時間やタイトルの探し方は
このHPから今上映中のタイトルを検索。
今度はタイトルをコピペしてグーグル検索するとこんな画面が。
「上映時間」てとこから、どこで何時からやっているか一覧できます。便利。また行く！！
次こそ伝説の「映画のクライマックスは観客も総立ちで踊る」を体験したいな。
あれって都市伝説じゃないよね？
後注…「ヒンディーミディアム」ものちに飛行機の中で観ることができました。自宅の近く、バサントビハールがインド人にとってどういう地域なのかがわかったり、学校に通わせるのが難しかったりと、インド人の感覚が少し伝わってきて面白かったです。いわゆる「お受験」の話なんだけど、インドでは教育が人生のその後の展開に大きく影響するから、日本より切実かもしれないと感じました。
コメント
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いわゆる人気俳優さんの映画に行ってみてください～(^-^)人気俳優のサルマンカーンの、プレムラタンダンパヨという映画に行った時はしょっぱなから口笛、ダンス、合唱、拍手の嵐でした。シャールクカーンとかアミールカーンとかでも盛り上がるかと思います、王道すぎますが(^-^)
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＞あきさん
なるほど、三大カーンと言われる方々ですね！
そうか、俳優をチェックすればいいのかー！
ナイスアドバイス、ありがとうございます！！
そのしょっぱなから大盛り上がり、羨ましい♡
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検索でこちらがヒットし、お邪魔しましたが…
Hidi medium観られなかったんですかぁ…
私の観たい映画です（日本に住んでおります）。
主役のIrrfan Khan（えぇ、彼もカーンです）は「スラムドッグ＄ミリオネア」「アメイジング・スパイダーマン」「ジュラシックワールド」「ライフオブパイ」「インフェルノ」「めぐり逢わせのお弁当（わはは）」等々に出演した名俳優！
ヒロインはパキスタンのTV番組で有名な女優Saba Qamar。
トレーラーを観て、インド教育（或る意味インド社会）を皮肉った、笑って考えさせる映画だな、と感じ、日本でも上映すればええのに！と悶々としています。