世界の日本人妻は見た!

ニューデリーバージョン（1/17放送）をやっと見ました。ユーチューブで。

すごい！まさにこれがリアルのインド！！
日本の友だちに「ホントにこんな日常なの？」と聞かれたけど、ええ、どれもホントにこんな感じです。
あの時間の幅で、インドについてほぼ何も知らない人に、まずどんな国か知ってもらうには最適の内容だったなと思いました。
誰か一点にフォーカスするのではなく、色々な人に意見を聞くという取材方法も的確！！さすがだなあ。テレビ番組。
ちょっと短期間取材に来て、これだけ様々な画像を切り取れるんだ！
そうそう、動物はたくさんいるし、象やら白馬やらが車と並行して歩くし、男の人は友情の証に手を繋ぐし、靴屋さんでは上から靴が降ってくるし、シーク教徒はノーヘルだイし、ロハのパンは美味しいし（笑）
ホントこうなんです。盛ってません。
それにしてもインタビュー受けたみんな、すごいなー。
落ち着いて的確なことを答えてる。
もし私が聞かれたらどう答えるか？ 1時間くらい悩んで
車の運転がテトリスみたい 　とか
子どものことがみんな大好きなので通りすがりに触る というのをやっと思いつく… 。
こりゃきっと答えられなかったな。
そしてもう驚きを忘れてるな。私。

私がインドに来る前、私はインドについてほぼ何も知らなかった。だから、来るときはすごく怖かった。今のインド駐在についての生の声の情報は、正直ブログしかなかった。だから、こんな内容の番組を定期的にやってくれると、次来る人は本当に助かると思う。
私は来る前、リアル情報がないためにインドを誤解していた。日本のルールが通じない、よろしくない国。
とても衛生的でなく、未開で、やることが洗練されていない。
日本よりも貧しく、無学な人が多い、ちゃんとルールを守らないし、モラルがない、そんな国。

でもそれはとても一面的なインドの姿で、思った以上にちゃんとしてたし、人は優しいし（まあ、予想がひどすぎたのだけど）、お金と情報さえあればかなりいい感じで暮らしていける。
来てみて1番感じたのは、インドの人だって日本人と同じように普通なんだ、ということ。
そしてしばらくして慣れて来ると、
こんなにキッチリしてる日本の方が世界的に見たらちょっと変わってる。
だから、みんな気づかないうちにちょっと息苦しい生活を強いられてる。
と思うようになった。
「まあ、仕方ないか」「これでやってくしかない」みたいな諦めのようなものが、日本にはあまりなくて、「誰の責任？」という考えが出てくる。
その責任を問われないために必死で働いて、自分の大切な人との時間を削っている。
一方、インドは仕事より家族をとても大切にする。（だから定時で帰る。笑）
トラブルに慣れているからあわてない。
少ない中でやりくりして、助け合い、シェアしながら生活している。

もし日本がインドから何か学ぶとしたら、そこなのかなー。

私は実際には知らないけど、貧しかった日本は今のインドみたいだったのかもしれない。
もちろん、インドに日本から学んで欲しいことも結構沢山あるけど！（笑）

自分にとって、本当に大切なものは何か？毎日の忙しい中で取り紛れて、ついおざなりになってしまうけど、インド人は忘れないように見える。
私はいつも見失い、忘れてしまうので、何度も思い出し続けたいと思う。

そしてユーチューブ見たせいで 1ギガ消失事件… 新しくまたギガ買ったのに反映されない…
まだ続く、ギガを求める旅。