ボリウッドダンスの発表会で気が付いた、誕生日のケーキの食べ方の、インドと日本の違い

昨日はボリウッドダンスの発表会でした。
デリーNCRでボリウッドダンスを習えるところといえば、ほぼVic先生(通称)という男性の先生ひとりが請け負っているらしい。
今はもう1人女性もグルガオンで教えてくれているが、その人もVic先生のグループ?弟子?みたいです。
そんなわけで、ものっすごい生徒数。
子どもと大人合わせると…ざっくり150人以上は、踊った気がする。
生徒はほとんど日本人で(一部西洋人やインド人もいる)、ほとんど駐在なので、今まで帰って行った人を入れると…果たして門下生は何人になるのだろう?
グルガオンのレストランを貸し切り、ご飯や飲み物を楽しみながら舞台、という、日本ではあまりないスタイルの発表会。
舞台もちゃんとセッティングされ、照明やスモークまで準備されていた。
時間も子どもの部、大人の部と分かれ、12時半から9時過ぎまでの、かなりの長丁場。
可愛いキッズのダンス!!
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ちょっとお姉さんのダンス。
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ラスカルも出場させてもらいました。
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大人の部では、衣装がインド色のものもたくさん。

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どの衣装もダンスも素敵でした!!
私のチームも頑張りましたっ。
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ビデオの画面をiPhoneで撮影という荒技のための低画質、失礼…
それにしても、日本人がこんなにボリウッドダンスを習っているなんて…そして、こんなに楽しく踊っているなんて。
ボリウッドダンスは、日本人にとって足りない何かなのかもしれない。
それでやっと本題なのですが(!)
スタッフの中に誕生日の人が2人いて、舞台の合間にハッピーバースデイ!!と歌がかかり、サプライズでケーキが出てきた。
すると、誕生日の人がケーキを一切れ切って、その場にいた人に一口ずつ食べさせていたのです。
日本ではその場では本人が一口食べて終わりだよね?ちがったかな?
誰かに食べさせるのって、結婚式のファーストバイトくらいではないかな。
ラスカルが言うには、それはインドでは必ずすることなんだって。
それでなんとなく思い出したのだけど、
ラスカルの学校ではクリスマスのイベントがあり、そのひとつにdonation『ドネーション』というものがある。
ドネーションというのは、寄付です。
自分がいらない服や靴を持ち寄るという行事。
あとは、恵まれない子どもたちに1つプレゼントを、そしてクラスでお互い交換するプレゼントを一つ用意して、23日にはクリスマスカラーのコスチュームを着てくるという特別な日にするらしい。
クリスマスと言えばケーキ!ご馳走!恋人のプレゼント!家族なら子どものプレゼント!!と奔走するイメージが日本では強いですが、寄付ってのは本当のところクリスマスの本来の意味合いに1番近いことなんだろうな。
寄付…
日本になかなか根付かないのはなぜなんだろう。
お弁当や誕生日ケーキをシェアしないこととなんか関係あるんじゃないか。
あ、でもケーキは後でみんなで食べるのは同じでした。
そういうちょっとした感覚の違い、面白い。他の国ではどんなクリスマスが「当たり前」なんだろう?
(後日談…2020年日本を見てみると、ドネーションという言葉も外来語として聞いたことあるって感じになってきたし、ネットの普及でクラウドファンディングという名前で寄付を集めるということも日常化してきたなと思います。よかったよかった。こういう進化って見逃しがちだけど、いい変化もたくさんありますよね。)
※2020年の時点で、Vic先生のダンス教室はクローズしています。

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