我が家の並びに建っていた古いお家が、 取り壊されてまた新しく建て替え中です。
結構見てるだけでも、そんなに古くない建物でもどんどん壊して新しくしていくスタイルが多いみたいです。高級住宅地だからかな…。
グルガオンでもどんどん新しい高層マンションが建てられています。
デリーは高層マンションを建てられない (規制がある)ので、建物は4階くらいまでの 高さしかない。 だいたいオーナー家族だけが住むか、 2フロア分くらい貸したりして住んでいる。
さて、そんなデリーでどうやってマンションを建てるのか?
まずはこのようなレンガを大量に用意。
この重いレンガをどんどん積んではコンクリートで固めて建物を作っていきます。
レンガを運ぶのは女性の仕事。重いので頭に乗せて運びます。サリーがこの場合とても不向きな服に見える。あの長いカラフルな服が、砂で真っ白。
あとこの針金みたいな「鉄骨」。 これをレンガの中に入れてるようです。 家族総出でとりかかるので、工場を担当している夫婦の小さな子どもが工事現場をうろちょろ。 現場の砂などで遊んでます。 そしてこの現場に寝泊まりしているようで、 時々朝ごはんをこの敷地内で作って食べたり (火を起こして) そばの道路に簡易ベッドを作って 寝たりしています。寒い季節は凍えただろうな。長男ハッチと私が側を通るとニコニコして 「good morning!!」
ミキサーが入りました。
この支える棒が全部長さ違う気がする…
だから斜めにして合わせてるんだろうけど、 この床がちゃんと地面と平行なのか、
どうやってわかるんだろう。
とか思ってる間にどんどん積み上がっていくー。 ここまで約半年くらいかかってる。
あと1年以上かかるんじゃないか。
インドの住宅事情としてもうひとつ 変わっているのは、 お隣と隙間がなく建てるところ。 お隣の壁にぴったりくっつけて 建物を建てるのです。つまり横に窓がない!(もっと敷地幅に余裕あれば隙間もあり 窓を作っているけど)
「窓がちょうど同じ位置で お隣から丸見えに!」という 悩みとは無縁です。
暑い国だから、 あまり窓があると暑すぎちゃうのかな。
でもこういう建て壊すときに、 「あ、ちょっと隣の壁まで削っちゃった! てへぺろー」 みたいなことないんだろうか? (余計なお世話)
日本と色々事情が違う工事現場。 もうしばらく定点観測続けます!
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