母としての理想と現実

こんにちは。インドからのタイ駐在を経て北関東に本帰国したほっこりです。
3か月のゆっくりした自粛生活により、朝6:30にしか起きられなくなった私。
子どもたちは7:20に出ればいいからギリギリ間に合うんだけど、
子どもたちは5時半とかに起きて、ママ!早く起きて!お腹すいた!
と起こしに来る。
末娘フローレン(7)は私が起きたらこれを見て喜ぶだろうと思ったのだろう、こんなアイテムまで用意してくれていた。

軽くお供えみたいになっとる

メガネはわかる。目覚まし時計もまあ分からんでもない。
この空のコップはなんだろう?なんかちょっとバランス的に寂しいな?と思ったのかな。起きたら飲む何かのドリンクのイメージ?
これをまだ寝ている私のそばにそっと置く娘を考えると、面白くて同時に不憫で、もう少し早く起きてあげなきゃなと…思う!思ってるんだよ!!
そういえば、日本に帰ってきてから、寝かしつけで絵本を読む習慣が復活したんだけど、読んでるうちに私が先に寝てしまう
ってことも多々ある。
絵本読みながら、なんかウトウトして書いてないことを言い始めたりするらしい。
ある日とうとう先に寝てしまった私のそばで、フローレンが何をしていたのかというと…
ママ寝ちゃった…なんか死んじゃったみたい…
と少し悲しく思って、
隣に寝たまま、足の先を揃えて、身長を比べて…
今はフローレンはママの胸くらいね。
と確認して、
でもそのうち私もお姉さんのラスカルみたいに、背がどんどん伸びて…
大人になって…
私は家を出て離れ離れになっちゃうんだろうな。しくしくしく…
ってどんどん悲しくなっていたらしい。

え!脳内、そんな風に展開しちゃうの?!

なんか…

先に寝てごめんなさい

よき母親というのは、寝かしつけで子どもの寝顔を愛おしく眺めて、
朝は誰よりも早く起きて、朝ごはんのしいい香りで子どもが目覚めて、
こら!早くしなさーいとかせかして、ちゃんと荷物持った?とかこまめに世話をする!
みたいなイメージが私の中にあって、もちろんそんな風になれたらいいなと思ってるけど、
現実は真逆だわ…

なんならフローレンやハッチは最近、朝ごはんを自分で温めたりし始めている。
生きるために…!!涙
もう反面教師みたいに、こんなお母さんを助けてあげなくては、みたいな方向でやっていくしかないかな?

それで思い出したけど、
昔、同僚の、中学の家庭科の先生(今の私くらいの年齢のお母さん先生)が
「明日の持ち物はジャージ上下です」と言うべきところを
「ジョージジャーゲです」
と言ったのを、できる学級委員が眉一つ動かさず、冷静な表情で
「持ちもの ジャージ上下」
と板書したというエピソードを思い出す。
そのクラスはみなどんどん成長して出来る子どもたちが育っていってた。
我々若手は「理想!」と憧れていたが…
あの領域を目指すか…!!!
(逆にハードル上がっとる)

理想の母親になるのって難しいですね。

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