インドには散髪屋さんがたくさんある。
たくさん、というのは、数が多いのもあるが、 値段の幅も幅広い。
青空床屋みたいな一回10〜20ルピーのところから、
高級美容室みたいな、マッサージや フットケアをしてくれるところまで。
ネイルやサリーの着付け、化粧など、その役割は幅広い。
私的に1番高級なのはもちろん、デリー唯一の日本人美容師がいるトクミさんのところである。デリーにおいて、駐在妻の髪型を完全に 任せられるところはここしかない!!
さて、長男ハッチ(7)の髪が伸びてきた。 日に日に上がる気温。さすがにさっぱりさせたくなってきた。 ハッチ自身はトクミさんに行きたがっていたのだが、安全パイではなくあえてのチャレンジをしたかった私は、デリーのアンビエンスモールの2Fにある「 monsoon」 に行ってみた。
ラスカル(11) 「なんでトクミさんに行かないの?」
私「生活する上で選択肢を増やしたいから」
ラスカル「ハッチで実験するってことだね」
私「…」
うん、正解
ここはいわゆる高級美容室にあたるが、 子どものヘアカットなら405ルピー。 特に予約せずに向かう。 ビフォー
この後ろのとこが長くて暑そう。 切り方は、手早く手慣れていたけど、
頭をガシッと掴んでぐいぐい傾けながら 切るのがちょっと気になった(笑)
ハッチは最初ノリノリであったが 途中「怖い」と。ハサミの先が少し顔にあたったみたい。
でもあっという間に終了。シャンプーが大好きなハッチ、 どうしてもやりたいと言うのでお願いしてみた。 お店の店員さん、え!?って反応で、たぶん子供のシャンプーなんてやったことない感じだった。でも断ることもなく、じゃあ…って感じでやってくれる。フレキシブルな対応ありがとう。
なんかちょっとタオルが汚れていたが… それよりも… この頭載せるとこ、大人用のカーブになっているみたいで、ハッチの頭のサイズと合ってない。日本だとこの頭載せる部分、陶器じゃなくて、もっと柔らかいゴムみたいになってると思うんだよね。日本の皆さん、そんなとこ注目してみたことないと思うけど、 見てみて。多分絶対陶器のごりごりした部分が当たらないようになってるから!!!笑
で、このカーブがあってないため、そのまま構わず頭洗うとどうなると思います?
当然、背中ビッシャビシャ
だよね!当然ね!!これを見てさすがにやばいと思ったみたいで、お兄ちゃん「問題ない!大丈夫大丈夫!ドライヤーで乾かすから!!」と言ってくれたが、ドライヤーを背中にブオーって当て続けたらどうなるでしょうか…
はい、ハッチが「熱い!熱い!!」ってなりますよね。
もう乾燥してるし外も暑いし、すぐ乾くよねってことで、ほぼこのまま終了。
いや髪も全然乾いてないやん!!
ちゃんとオチを作ってくれて… さすが期待を裏切らない!!! アフター画像こちら。
切り方の仕上がりは、まあまあかな。ハッチは「途中ちょっと怖かったけど、お兄さんたちがみんな 優しかったから、楽しかった。」 と申しております。こういう若いお兄さんも、インド人は子ども大好きなんだよねー。ハッチが来た途端みんな明らかに 喜んでいた。でも、ま、もし次来るときは… シャンプーは頼まないでおこう。
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