インドの簡易クーラー

ローカルマーケットで、金属の枠に枯れ草を敷き詰めた、みたいなものをよく見かける。

アレはなんだろう？

と長らく疑問だったのだけど、最近ようやくわかった。（多分めっちゃ遅い）

それは、インドの簡易クーラーの

部品だったのである。

まさか、曲がりなりにも電化製品に

枯れ草

が内臓されているとは…

見た目はこう

これは、デリーでよく見かける、

チョギダールさん（警備員さん）の

小屋の窓に、

涼風を送る場所に設置されている。

このスリットの入っている内側に、

枯れ草が内臓されている。

このスリットの扉を取ると…

中には水がじゃーっと流れ続けていて、

その向こう側に扇風機のプロペラが

回っている。

近づいてみると

枯れ草見えました！

下にはもちろん水がたまっていて、

ファンはもちろん電気で回っています。

原理としては、水で冷やされた空気を

ファンが送ってくれるから、

扇風機よりも涼しいはず。

しかし…

電気コードと水がこんなに近くに。

危なくないのか？

なんかビリッときそうじゃない？

そして枯れ草は常に濡れていて、

カビないのか？

悪い菌が繁殖しないのだろうか？

疑問はつきないけど、エアコンみたいなものを設置するようなお金のない場合、これは大変貴重なのではないかと思う。

なんせ暑いからね…

なんか、枯れ草入れるのって、

これと発想同じ？

まあ、これ加湿器だけど

そして電化製品じゃないけど

必要に迫られて作られた、

なかなかアクロバティックな

インドの電化製品のご紹介でした（笑）

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